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 KMC第15回【木村和郎杯】U/C大会2010が、8月8日(日)埼玉県八潮市の大瀬運動公園にて開催されました。

先日2月28日が雨天で中止となりましたが、皆様の熱烈な要望と運営実行役員の方々や各社の協力のもと、この日「故木村和朗氏の追悼協議会」として無事開催することができました。

 当日の天候は、夏本場ということもあり、朝から強い日差しが照りつける中での競技開始となりました。今回は、遠くは北海道札幌、三重県、山形県など関東以外からの参加者も多数いらっしゃいました。 事前申し込み64人、当日の参加選手は62人となりまして、5つの種目が行われました。真夏の開催、お盆前などの関係で例年より少ない人数での大会ではありましたが、各種目とも2回の競技飛行で競われました。F2Bは木村和郎杯、第2種は八潮市のご協力により八潮市市長杯、第3種には八潮市教育委員長杯が設けられました。

  午前中は4つのサークルのうち、Aサークルでは第3種(5名)、BCサークルでは第2種(26名)が2つのグループにわかれて1回目の曲技がおこなわれました。第3種は2ラウンドの飛行で点数の良いほうを有効として、第2種はBCサークルとジャッジが違うため、1ラウンド、2ラウンドの飛行はサークルをいれかえて2ラウンドの合計得点で勝敗がきまりました。 第3種は中学生の関口壮太郎選手が440.7点で優勝し八潮市教育委員長杯を手中に収めました。また、第2種競技は、前大会第2種優勝者の松村健治選手が、2ラウンド合計2562.5点をたたきだし見事V2を達成しました。

 その後、第三種終了のサークルでは風船割り(8名)と競技がすすみ2ラウンド連続で競技がおこなわれ、2ラウンド中もっとも高得点となった51点の小森國弘選手が優勝し、バルーンスタント(4名)では中林克夫選手が2ラウンド目に水平飛行、宙返り、背面飛行、背面宙返り4つの風船をすべて割りパーフェクト120点を出し優勝いたしました。

 午後になりますと、強い日差しも若干雲にかくれるようになり、F2B競技(19名)が2つのサークルで1ラウンド目がはじまりました。2ラウンド合計ということもあり選手にとっては、まったく気がぬけない緊張した状況でのラウンドになっていると感じました。1ラウンド目は2800点台のトップグループが4人出そろい、2ラウンド目には自身の設計機体でもあるパイナッピーを操る佐藤哲司選手が、3104.5点をたたき出し、合計5928.5点で木村和郎杯を手中に収めました。

 木村模型の大会は2000年の第1回からはじまり、今回の15回大会をもちまして終了となります。いままで参加していただいた選手の皆さま、運営ご協力いただきました方、ながい時間ジャッジをしていただいた方、本当にありがとうございました。
 八潮市でUコンというキーワードが忘れられないように今後の大会についても関東C/L競技連盟事務局でも検討を進めていこうと思っております。そして、八潮市でUコン大会が再開されますことを切に願います。

平成22年2月17日午後7時32分満87歳をもって逝去いたしました。
ご生前のご功績を偲び 心からご冥福をお祈りいたします。

木村和郎氏が精力的に取り組んできた《Uコン普及》の功績を称えると共に、木村和郎氏のUコン道を後世にまで伝承しましょう。


当日の大会レギュレーション・インフォメーションはこちら

各種競技結果 (↓クリックで詳細へ)
F2B(第1種スタント)
木村和郎杯

第2種曲技
八潮市教育委員長杯

第3種曲技


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バルーンスタント
風船割り
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